海上コンテナ輸送・バルク貨物輸送・重量貨物輸送など大型トレーラーによる運送を展開する鈴与自動車運送株式会社

トラック運転手の人手不足は過酷が原因?トラックドライバーの現状と今後の対策を詳しく解説

現在人手不足が起きているといわれるトラック運転手ですが、人手不足の原因はどこにあるのでしょうか?過酷な業務や貨物の増加など、現在トラック業界が抱えている課題や、今後の動向とその対策についてわかりやすくご紹介します。

目次

1.トラック運転手の不足理由は過酷な業務?

トラック運転手が不足している背景には、業務が過酷であることが影響しています。トラック運転手の仕事はどのような点が過酷なのでしょうか。

1-1. トラック運転手の仕事自体は過酷ではない?

「トラック運転手」という職業自体は、トラックを運転して目的地まで貨物を運ぶことをメインとする、比較的シンプルな職業です。もちろん、運転技術や貨物の取り扱い、運行時間の管理など、一定のスキルを必要とする業務もあります。リフトを使った貨物の積み降ろしに加え、重量のある貨物を運ぶ機会もあるでしょう。そういった作業も、物量が一定の範囲でおさまっていればそこまで過酷にはなりません。

1-2. 物量の増加が過酷さの原因となっている

トラック運転手の業務が過酷になっている最大の原因は、年々増加する貨物に対応しきれず、1人1人の負担が重くなってしまいがちな点にあります。需要に供給が追いついておらず、多忙なために負担がかかり、辞めていく人が増えるとさらに人手不足で負担がかかる、という悪循環が生まれやすくなっているのです。

2.過酷に業務になってしまった4つの原因

貨物の増加によって業務が過酷になってしまう原因について、もう少し詳しく見ていきましょう。

2-1. 主に宅配便取り扱いの増加が過酷になった

総務省が平成27年に全国の10代から60代以上の男女2,000人を対象に行った調査によると、インターネットを利用して買い物をしている人は、全体でおよそ7割を超えていることがわかっています。こうした通販事業の拡大により宅配便の取扱量が増大し、宅配会社に所属するトラック運転手の業務は過酷を極めています。

参照:総務省|平成27年版 情報通信白書|インターネットショッピングの利用状況

2-2. トラックの積載効率が悪い

実際の業務では、トラックに積載可能な物量よりも少ない量しか積み込むことができません。宅配などの混載貨物では、梱包されている貨物の大きさが一定でなく、重量もさまざまであるため隙間なく積むのが難しいのです。また、限界まで積んでしまうと貨物が降ろしにくくなることもあり、1度に運べる物量に限界が生じてしまいます。

2-3. 再配達による効率の悪化

外出先から自宅へ戻ると、ポストに不在票が入っていた経験はないでしょうか?届け先が不在で荷物の配達ができない場合、その荷物について再配達の手配をすることになります。利用者にとっては便利なものですが、この再配達のシステムが繰り返されることにより、同じ物量の配達がさらに非効率となっている現状があるのです。

2-4. 若者の車離れによる、トラック運転手の高齢化

20年ほど前であれば、成人して車に乗ることは大人として1つのステータス、という風潮がありました。しかし、現在では景気の低迷による収入の低下やインフラの整備、インターネットの普及など、さまざまな理由により車を運転する若者が減少傾向にあります。

車に乗らない、運転をしない若者が増えるということは、潜在的にトラック運転手が減少する原因となり、結果として現役のトラック運転手の高齢化が進む一因となっているのです。

3.トラック業界の今後と課題

宅配便の増加や若い世代の車離れなどにより、過酷な環境となっていたトラック業界ですが、少しずつ改善される傾向も出てきています。

3-1. 宅配業界の改革が進みつつある

既にいくつかの大手宅配企業では、再配達の受付時間を制限したり、休日の配達を休止するといった取り組みが始まっており、少しずつではありますが、トラック運転手の職場環境を改善しようという動きが出てきています。トラック業界の人手不足解消は急務であることから、この傾向は今後さらに広がりを見せると予測されます。

3-2. 増加する貨物の物流をいかに確保するかが課題

配送の効率化や制限を進めていったとしても、貨物の増加に比例してトラック運転手の負担はやはり増えてしまいます。通販やネットショップが将来的に減少するとは考えにくいため、運転手の不足をいかに解消するかという課題は残るでしょう。

トラック運転手の働く環境を守って求人への応募を増やすため、厚生労働省や国土交通省では拘束時間や運転時間の制限などを定め、勤務状況を改善するための対策を整えています。賃金についても早期の処遇改善を目標としており、トラック業界は近い将来、若者にとって魅力ある職種へと変化する可能性を秘めています。人手不足でニーズが高い今こそ、トラック運転手を志望するチャンスだといえるでしょう。

4.まとめ

いかがでしょうか。鈴与自動車運送では宅配を扱わないトレーラー運転手を募集しています。海上コンテナドライバーとして、比較的短距離のルートを輸送するため、無理なく働けます。この機会にぜひ、トレーラー運転手への応募をご検討ください。

ドライバー募集要項|鈴与自動車運送株式会社

参考資料:

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc122400.html

http://www.jta.or.jp/rodotaisaku/hatarakikata/actionplan20180402.pdf#search=’%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E9%81%8B%E8%BB%A2%E6%89%8B+%E4%B8%8D%E8%B6%B3+%E5%AF%BE%E7%AD%96+%E8%A3%9C%E5%8A%A9

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