20Fダンプアップシャーシを活用した輸送事例
当社では20Fダンプアップシャーシを保有しています。
通常時
ダンプアップ時
上の写真のように、シャーシ自体にダンプアップ機能があるため、トラクタヘッドを入れ替えても貨物の輸送を行うことができます。
近年、大気中の二酸化炭素濃度に影響を与えないカーボンニュートラルなものとして、バイオマス発電が注目されています。当社でも、年々高まるバイオマス燃料の輸送ニーズにお応えするべく、この20Fダンプアップシャーシを活用して、バイオマス発電所で使用される発電原料を輸送しています。
バイオマス発電は、木質ペレットとパーム椰子殻を燃料として直接燃焼させる木質系バイオマス発電であり、カーボンニュートラル(※)の考え方に基づいた、CO2を増加させずにエネルギーを創出する発電方法です。国内で作られた木材チップや、海外の木質ペレット、パーム椰子殻など様々なものが原料として利用されています。
その中で当社は主に海外から輸入されたヤシ殻やペレット(木くず)を特殊コンテナを使用して港から発電所まで運び、ダンプアップを行い、サイロや倉庫に荷降ろししています。
※カーボンニュートラル・・・カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの影響が実質的に0になっていることです。CO2は濃度が高まると温室効果ガスを排出します。バイオマスは燃焼することによってCO2を排出しますが、もともとその植物などが成長する過程で大気中からCO2を吸収しているため、差し引きトータルして、CO2の量は変化しないという考え方です。
当社ではお客様のご要望に合わせたオーダーメイド輸送を行っています。ダンプアップシャーシを活用した輸入コンテナの輸送は、是非当社へご相談ください。
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